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有機医療:organic medicine

「有機医療」このような言葉は世の中にはありません。

しかし、どうも昨今の医学や医療は農業界と似ているかなと思い、私はこのような表現を最近用いています。

具体的に、パーキンソン病の年配の方を例に考えてみましょう[目]
歩行状況も悪いし、今は寒い、炬燵に入るとついつい「うとうと」してしまう、そして夜が眠れない[たらーっ(汗)]
このようなケースは良く見かけます。

そして患者さんは医師に「夜が眠れないのです」と訴える。医師は「はい」それではということで、睡眠薬を投薬します。そして最初のうちは眠れるが、徐々に本当の不眠に陥るということになります
このようなパーキンソン病の患者さんは、夜昼逆転の様相を呈し、転倒骨折という最悪のケースになることもあります。

sleep.gif

有機医療では、このようなケースの場合安易な投薬はしません[手(パー)]
とりあえず「睡眠のつまみ食い」はやめて頂くようにします。
お昼は寝ないで、夜ぐっすり寝るための努力をして頂くことが重要です。

散歩、入浴(シャワーではなく)、ストレッチなどは大切ですね[ひらめき]
一番簡単なのは、しっかり散歩して貰い、昼間に疲れて夜は疲れて寝るという手法です[手(チョキ)]

もう一つは、足湯です。参考までに、以下のような論文が報告されています。
[次項有]
The effects of warm-water footbath on relieving fatigue and insomnia of the gynecologic cancer patients on chemotherapy. Cancer Nurs. 2010 Nov-Dec;33(6):454-60」

乳がんの抗ガン剤治療における不眠と倦怠感に対して、足湯を使った研究です。
足湯を用いた患者さんでは上記の症状が軽減されているということです。
現在私の勤務する病院でも少し前から足湯を試しています。不眠には良いように思います。今からは足湯による科学的効果のような研究も出てくるかもしれません。

ashiyu.gif




以前書きましたように農薬を使用すれば、簡単に「りんご」や「モモ」をたくさん収穫することができます[あせあせ(飛び散る汗)]

簡単な方法で短期の結果はOKですが、10年たつと大きな問題が発生します。
睡眠薬を処方すれば、確かに最初は簡単に眠れるので、医師も患者も楽です(EBM)。

しかし、10年後には良い結果にはならないでしょう。
私なりにもう少し有機医療を実践していきたいと考えています[眼鏡]


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